Web制作を勉強して、WordPressやデザインを使えるようになった。それなのに、仕事の取り方が分からない。
この悩みを持つWeb制作の初学者は、本当に多いです。
僕自身も会社員を続けながら副業でWeb制作を始めました。そこから株式会社Tips-webを設立するまでに、大きな転機となったのは、高度なコーディング技術を身につけたことではありません。
経営者に会い、相手の課題を聞き、必要な提案をする営業の現場へ出たことです。
この記事では、Web制作を学んだ人が「案件を待つ制作者」から「自分で仕事をつくれる営業者」へ進むために必要な考え方と行動を、具体的な数字と図解を使って解説します。
結論 制作力だけでは仕事は生まれない
制作スキルは、お客様へ価値を提供するために必要です。しかし、どれだけ良いホームページを作れても、その価値を必要な人に知ってもらえなければ仕事にはなりません。
仕事として継続するための3要素
価値をつくる
価値を届ける
関係を続ける
制作力で価値をつくり、営業力で届け、月額保守や継続支援で関係を続ける。この3つを組み合わせることで、単発案件だけに依存しない事業へ変わります。
Web制作の学習手順から確認したい方は、先にWeb制作で初案件獲得までのロードマップも参考にしてください。
初学者が営業しやすい相手には4つの共通点がある
営業先を選ぶときに「とりあえず多く送る」ことから始めるのはおすすめしません。最初は、次の4条件を満たす相手から優先します。
サイトやSNSから改善点を確認できる
代表者や店長へ直接届きやすい
マップや口コミが集客に影響する
保守やMEOへ自然に広げられる
各5点 合計15点以上の相手から優先して調べる
具体的には、パーソナルジム、美容室、飲食店、整体院、クリニック、士業、建設業など、地域のお客様との接点が重要な事業者です。
営業前に相手の情報を細かく分析する
営業文の書き方より前に、相手の事業を調べることが重要です。最低でも次の6項目を確認します。
- 所在地 営業時間 代表者 店舗数
- 利用するお客様と利用場面
- 主力商品 価格 強み
- 検索から予約までの集客導線
- 口コミ内容と競合事業者
- 共通点 紹介者 会話できるテーマ
訪問前メモの基本形
相手を調べた証拠が文章に入っているだけで、誰にでも送っている営業文との違いが伝わります。
初回接触の目的は契約ではない
営業未経験者ほど、最初の連絡でホームページを売ろうとしてしまいます。しかし、初回接触の目的は契約ではありません。
HPを作りませんか
改善メモを見ますか
15分話しませんか
初回DMの基本テンプレート
突然のDM失礼します。Web制作の[名前]です。
[店舗名]さんの[投稿 サイト]を拝見し、[良い点]が印象的でした。
一方、[具体的な箇所]を整えると、[予約 問い合わせ]につながりやすくなる可能性があります。
簡単な改善メモをお送りしますか。
成果を断定せず、改善の可能性として伝えることがポイントです。返信がない場合は3日から5日後に一度だけフォローし、それでも返信がなければ一旦終了します。
営業を感情ではなく数字で改善する
返信がないと、自分には営業の才能がないと感じるかもしれません。しかし、見るべきなのは才能ではなく、どの段階で数字が止まっているかです。
初回接触
返信 20%
相談 43%
提案 33%
数字は一例です 返信が少なければ営業先と冒頭文 相談が少なければ質問とCTAを改善します
接触数、返信率、相談率、提案率を記録すれば、次に改善する場所が分かります。営業力は、行動と改善を繰り返すことで身につく力です。
商談では話す時間より聞く時間を長くする
商談で重要なのは、流暢なサービス説明ではありません。相手の目的と課題を理解することです。
目的確認
ヒアリング
要約
次の行動
- 何を実現したくて相談しているのか
- 現在はどこから問い合わせが来ているのか
- どこで困り 何が止まっているのか
- いつまでに改善したいのか
- 予算感と最終判断する人は誰か
ホームページは目的ではなく手段です。問い合わせ、採用、信頼性、再来店など、相手が実現したい結果を先に整理します。
見積もりは3段階で判断しやすくする
今すぐ必要な範囲
最優先の課題だけを解決
成果に必要な標準
目的達成に必要な構成
次の課題まで支援
MEO ロゴ チラシ LINE
推奨案を中心に置きながら、範囲と優先順位を選べる形にします。金額だけを並べるのではなく、それぞれで何が解決できるのかを明確にします。
単発案件から継続収益へ変える
ホームページを納品するたびに次の案件を探す状態では、売上が安定しません。そこで重要になるのが、更新、バックアップ、軽微な修正、運用相談などを提供する月額保守です。
月額9,800円 税抜の積み上げ例
月額98,000円
月額294,000円
月額490,000円
売上例です 契約社数に合わせて提供体制も設計します
継続収益の仕組みをより詳しく知りたい方は、ホームページテーマ制作でストック収益を得るサブスク講座も参考にしてください。
クロスセルは商品追加ではなく課題解決
クロスセルとは、自分が売りたい商品を追加することではありません。お客様の成果を止めている原因を見つけ、必要な解決策を提案することです。
| 顧客のサイン | 本質課題 | 次の提案 |
|---|---|---|
| Googleマップで見つからない | 地域検索の露出不足 | MEO 口コミ対策 |
| サイトの印象が古い | 信頼形成で離脱している | ロゴ 写真 デザイン |
| 新サービスを地域へ知らせたい | オフライン接点が不足 | チラシ |
| SNSを見ても問い合わせがない | 予約導線が分断している | LINE LP 導線設計 |
観察する 質問する 優先順位を決める 小さく提案する。この順番を守ることで、押し売りではなく相手に必要な提案になります。
最初の30日間で営業を習慣にする
目標と業種
候補30件
送って改善
商談と提案
検証と次月設計
30日後の目安 候補50件 初回接触30件 商談3件 提案1件以上
この数字は受注を保証するものではありません。大切なのは、行動を記録して改善できる状態をつくることです。
僕が6ヶ月間の営業伴走環境を作る理由
教材を読めば知識は増えます。しかし、実際にDMを送る瞬間、商談の前日、見積もりを出す直前には迷いが生まれます。一人で営業すると、その小さな迷いが積み重なって行動が止まります。
そこで、営業先の選定、文章添削、ロールプレイ、商談前後の壁打ち、KPI改善まで、実践を続けるための6ヶ月間の伴走環境を準備しています。
営業の伴走支援
行動 商談 提案 KPI改善
コミュニティ
学び つながり 実践を継続
伴走終了後も、営業事例の共有、案件相談、得意分野を生かした協力、オフライン交流などを通じて、同じ目的を持つ仲間と活動を続けられる場所を目指します。
制作ができなくても営業経験を積める代理店制度
制作スキルが完成するまで営業できない、と考える必要はありません。制作がまだできない方でも、営業や顧客接点から行動できる無償の代理店制度を準備しています。
口コミ獲得と店舗集客
再来店と顧客接点
信頼と問い合わせ導線
見込み客を発見 → 資料で提案 → Tips-webが制作 導入 → 代理店報酬
報酬条件や対象範囲などの詳細は、面談時に説明する予定です。
まとめ 半年後の未来は今日の一通から変わる
Web制作を仕事にするために、最初から完璧な営業トークは必要ありません。
- 相手を調べる
- 改善仮説を考える
- 一通送る
- 結果を記録する
- 次の一通を改善する
営業力は才能ではなく、行動と改善の積み重ねです。
現在、Web制作営業を始めたい初学者向けに、15大実践特典、受取者限定セミナー、6ヶ月間の営業伴走プログラムを準備しています。
半年後も案件を待ち続けるのか。それとも、自分で仕事をつくれる側へ進むのか。
詳細はXで順次公開します。興味のある方は、今のうちにフォローしておいてください。
本記事に記載した数値は行動目安や売上例であり、成果や受注を保証するものではありません。結果は経験、行動量、提案内容、市場環境などによって異なります。